今回の子どもに読ませたい本はこちら「10年後の仕事図鑑」です。
著者は落合陽一さんとホリエモンこと堀江貴文さんです。
学校現場で今一番力を入れているのが予測困難な社会に対応するために[生きる力]をつけることです。
「生きる力」とは、自ら課題を見つけ、解決するというPDCAサイクルなどを応用したものになります。
教育現場で今取り入れられているアクティブラーニングもその例ですね。
この本はそんな未来を生き抜くために大切なことを気づかせてくれる本になっています。
もくじ 1.AIで大きく変わる世の中 2.消える仕事 需要が高まる仕事 3.どうやって生きるのがいいのか? 4.まとめ
インターネット家庭教師Netty
1.AIで大きく変わる世の中
ここでは、「AIは我々の仕事を奪うことはなく、私たちの生活をより豊かにしてくれる」というのがお二人の意見です。
例をあげると、体に負担がかかり(介護、運送業など)、給料がそれほど高くない職業では、AIや機械の力を借りると多くの問題が解決できます。
これからは 「機械にできることは全て機械に任せ、それ以外の人間にしかできないことを人間がする」というような社会になっていきます。
AIや機械は私たちの負担(嫌な仕事や雑務)を軽減してくれ、その分の時間を私たちのしたいことに注ぐことができます。そこから新たなサービスや事業が生まれてくるでしょう。
また、ここではベーシックインカム(政府から国民に、生活に必要な最低限の現金を支給する制度)について触れらていますが、実現は厳しいと思います。
このお金が支給されることによって、今受けられている社会保障(健康保険や年金)が一切なくなるので、もしもの時に対応できない人が続出するからです。
でもこれが未来の社会のモデルになる日はそこまで来ているかもしれません。
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2.消える仕事 需要が高まる仕事
お二人の主張されている「消える仕事」は管理する仕事や特殊な能力を必要としない職業です。
ここで驚きなのが、会計士・税理士・弁護士までもが職を失う可能性があるということです。
この職業に共通していることは、膨大な量の情報を収集してそれを吟味し次の手立てを打ち出すということです。
これはAIにとって一番の得意分野です。
AIは一度記憶させておけば忘れることはありませんし、情報処理能力は人間の比ではありません。さらに必要な情報を膨大なデータから抽出するのも一瞬でできてしまいます。
よって、弁護士が逐一過去の情報を全て目を通して、判例を探してなどの作業が不必要になるということです。
高級取りと言われていた〇〇士という職業はもうすでになくなりつつあるのかもしれません…
「需要が高まる」とはずばり人間にしかできないことだとお二人はおっしゃっています。
クリエイティブな創造する力がこれからは大切になってきます。
芸術をはじめ、今需要が高まっている「動画」についてもこれからさらに伸びる兆しがありますね。
理由としては5Gがこれから普及していく中で「超高速で同時接続、遅延なし」が当たり前となってきます。(2時間の映画が2秒でダウンロード可能になる)
多くの人の心を掴むようなことができれば自然に需要は高まってきますね。
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3.どのように生きていくべきなのか?
本書でも「100万分の1の存在になれ!」と強く訴えられています。
100万分の1になるような才能も力もないよ…と思った方もたくさんいらっしゃると思いますが、これは1つのことで100万分の1を目指さなくてもいいということです。
どいうことかというと、掛け算で100万分の1の存在になるということです。
例をあげると 自分の業種(100分の1)✖︎本を一ヶ月に10冊読む(100分の1)✖︎プログラミンができる(100分の1)=100万分の1ということになります。
こうなると会社だけでなく、社会全体的に見てもあなたの希少価値は高まります。
オリンピックのアスリートは1つの分野で100万分の1にならなければなりませんが、私のような一般ピーポーは100人に1人の存在を3つ持つだけで、それと同等程度の希少価値になることができます。
最後にこの本で最も訴えたいことは、
「夢中になれることを見つけ、それを仕事にする」ということだと思います。
仕事が好きなことで没頭できればそれはもはや仕事ではないのかもしれません。
大発明家のエジソンも毎日18時間も働いていたそうですが、一度も仕事と思ったことはないそうです。
なぜならばその仕事(研究)は自分が大好きなことだからです。
それは最早エジソンにとっては遊びや趣味の部類だったのかもしれません。
私も現役の教師の時には自分の好きなことを仕事にすることが幸せの一つだと伝えてきました。
自分の好きなこと、没頭できることを見つけ、ぜひ100万分の1の存在になってください!!
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