今回紹介する本は「チーズはどこへ消えた?(漫画版)」です。
1.あらすじ 2.この物語が伝えたいこと
この本は物語は、ネズミ2匹と小人2人が「迷路」の中で「チーズ」を探すという物語となっています。
ネズミと小人は毎日、大きなチーズがある場所を見つけようと、長い間迷路で探し回っていました。
そんなある日、2匹と2人はチーズ・ステーションCというところで、たくさんのチーズを見つけることができました。それを見つけた彼らは、毎日そこへ行くようになりました。
小人たちは、そこにある大量のチーズを見つけたことによってそこの近くに住み着くようになり、毎日だらだらと過ごしていました。
一方、ネズミの二匹は、毎日チーズ・ステーションCに通い、「前日と何か変わったことはないか」あたりを調べてから、チーズを食べました。
そんなある日、突然チーズがなくなっていました!
しかし、2匹はあまり驚かずに冷静でした。なぜなら、毎日チーズが減っているのを分かっていたからです。そして、再びチーズを探すために迷路へと進んでいきました。
続いて小人の二人もチーズステーションCへやってきました。
そして彼はチーズがなくなっていることによってパニックを起こします。
彼らは、毎日の変化に気づいていなかったのです。
その後、2人はチーズステーションCから「本当にチーズが無くなったのか」あたりを探し回りました。
結果的に小人の1人はまたここにチーズが出てくるはずだと信じ、その場から動きませんでした。
もう一人の小人は決心をして迷路の中にチーズを探しに飛び出しました。
結果的にはチーズを探し求めた小人1人とネズミ2匹が新たなチーズステーションにたどり着くことができました。
これが物語のあらすじです。
①.変化を受け入れる事の大切さ
「昔はこんなによかったのに。」とつぶやく人がいます。それは現実を受け入れられず、過去を引きずっている証拠ですよね。
小人の1人は変化を受け入れずに、今の場所に居続けることを選択し、もう1人は変化を受け入れることによって新しい成果を得ることができました。
現代社会も同じで、目まぐるしいスピードで変化していく世の中に対応するには、昔のことにこだわっている時間はありません。
過去のことよりも現在や未来のことを考えて、変化に柔軟に対応することが大切ですね。
②.恐怖の先に成功がある
どんなことでもそうですが、最初からうまくいくはずがありません。
失敗を繰り返していく中で、成功があります。
失敗を繰り返す中では不安や恐怖が襲ってきますが、その先に待っている成功を信じひたむきに進んでいくしか道はありませんね。
私自身も失敗の連続で成功など今のところありません。
しかし、その先に必ず成功があると信じ、今もこうしてブログを更新しています。
まずは行動! 小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。
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